南部杯回顧
2011年10月10日(祝) 4回東京3日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第24回マイルチャンピオンシップ南部杯
3歳以上・オープン・G1(定量) (混)(指定) ダート 1600m 15頭立
枠 馬 印 馬 名 人 単勝 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 BC 6 11 ○ トランセンド 1 1.6 牡5 57 藤田伸二 1.34.8 54.3 (4) 4 6 ◎ ダノンカモン 3 8.8 牡5 57 福永祐一 1.34.8 頭 61.8 (1) 5 8 × シルクフォーチュン 7 20.8 牡5 57 藤岡康太 1.34.9 1/2 49.2 (8) 4 7 × エスポワールシチー 2 6.3 牡6 57 松岡正海 1.35.1 1 1/2 47.4 (9) 7 12 ダイショウジェット 9 156.1 牡8 57 柴山雄一 1.35.7 3 1/2 45.8 (13) LAP 12.0-10.9-11.4-11.8-11.7-11.5-12.4-13.1
通過 34.3-46.1-57.8-69.3 上り 71.9-60.5-48.7-37.0
平均 1F:11.85 / 3F:35.55
単勝 11 160 複勝 11 110 / 6 190 / 8 410 枠連 4-6 240 (1)
馬連 06-11 600 (2) ワイド 06-11 260 (2)/ 08-11 720 (8)/ 06-08 1610 (19)
馬単 11-06 800 (2)
3連複 06-08-11 3610 (13/455) 3連単 11-06-08 8790 (27/2730)
4コーナーを過ぎて、直線を向いた時、エスポワールシチーとの差が一瞬3馬身ぐらいに広がったのを見て、「勝負あった」、と思いました。
「控える競馬をする」と、トランセンドを管理する好調安田隆行調教師はグリーンチャンネル、「トレセンTIME」のインタビューで言っていました。「トレセンTIME」は毎週欠かさず見ているグリーンチャンネルの番組の一つで、基本的には馬の顔を見るために見ています。ただ、時々馬券の参考になりそうな情報も入ってくるのですが、その情報の通りの競馬になれば、競馬記者達の印の信頼性がもっと高くなるはずです。だから、調教師のコメント等は、そうまともに聞き入れないようにしています。
ただ、実際には重賞レースでも叩き台に使う事はよくあることで、昨年の秋華賞馬アパパネがローズSで2着したレースなんかは頭に残っています。トランセンドの目標はJCDであり、来年のフェブラリーS、ドバイWCとなっているはずです。だからこそ、師のコメントに何の違和感も感じてはいませんでした。
レースは内枠のエスポワールシチーを先に行かせて、番手にトランセンドが付けました。昨年のフェブラリーSのトランセンドの逃げよりもかなり早いペースです。エスポワールシチーが一昨年フェブラリーSを勝った時よりもさらに速いペースです。スタート地点が芝という事もあり、地方勢は全くついて行けませんでした。このペースはエスポワールシチーが作ったのでしょうか?それともトランセンドが作ったのでしょうか。一般的には2番手の馬がペースを作るものだと思っているのですが、向う正面でのトランセンドは終始おっつけ通しでした。藤田騎手もレース後のインタビューでは「行きっぷりが良くなかった」といっています。また、乗り替わった松岡騎手は「圧勝を狙っていた」といってるのですから、エスポワールシチーのペースという事になります。
そこで向かえた4コーナー、直線を向いた時には一瞬、その差は3馬身ぐらいになりました。トランセンドの手ごたえは決して良くは見えず、エスポ復活かと思った瞬間、BC値1位のダノンカモンが来た、コッチだと思うと、間のトランセンドがなかなか沈みません。それどころか差し返してきました。また馬が一生懸命走る姿をまざまざと見せ付けてくれました。世界で通用する馬の底力を「岩手競馬を支援する日」の南部杯で見せてくれました。素晴らしいレースだったと思います。JCDではトランセンドが圧勝するのではないでしょうか。
そういえば、按上の藤田騎手はドバイWCの日、そこに集結した世界の騎手たちに声を掛け、震災直後の日本に彼らのメッセージを届けてくれました。そして、あの歴史的な日本馬ワンツーフィニッシュを見せてくれました。
このレースの結果を見ると、ハイペースでも前にいた馬が1,2着でしたし、エスポワールシチーも4着に粘っていますから、この3頭は力が抜けている事は明白です。3着に食い込んだシルクフォーチュンは1200m戦並のハイペースが、自身の持っている末脚に合ったのだと思います。JCDが楽しみになってきました。スマートファルコンが今度こそ中央G1に参戦する事をひたすら願います。
※このレースで、予後不良になったロックハンドスター、名前の通りこの日に岩手の星になってしまいまいました。ご冥福を祈ります。合掌。
この日同じダートの1600mでは他に2鞍レースが行われましたが、2歳オープン特別のプラタナス賞で勝ったオーブルチェフは今後も注目の一頭です。圧勝で、タイムも優秀です。血統的にBC-indexでは拾いにくい馬ですが、JRA-VANの「My登録馬」に登録しておく事にします。





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