バゴ産駒は母系で買う

バゴ産駒、新馬2勝で気づいたこと

先週バゴ産駒が新馬戦で2勝しました。バゴ産駒は今年の2歳馬で4世代目となります。バゴは2004年の凱旋門賞の勝ち馬で翌2005年のJCを最後に現役を退き、日本で種牡馬入りしました。現5歳馬世代では57頭、4歳で22頭、3歳で29頭の出走がありました。さほど多くの産駒を輩出しているわけではありません。代表産駒としては菊花賞を勝ってそれ以降まったく走らないビッグウィーク、2010年のフラワーCを勝ったオウケンサクラ等がいます。この産駒の頭数でG1馬が誕生しているのはある意味凄いことかもしれません。

今年の2歳馬はこれまで6頭がデビューし、そのうち3頭が新馬戦を勝ち上がりました。この産駒の大きな特徴は芝のレースをベタ買いすれば儲かってしまう事です。これまでの成績は下の表の通りです。

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
バゴ 36- 28- 31-362/457 7.9% 14.0% 20.8% 131 79

集計期間:2009. 6.21 ~ 2012. 9.16 限定条件:芝のみ

単勝回収値が100を超えているのは素晴らしい事です。最初からバゴ産駒を全て芝のレースで、単勝を1000円ずつ買っていれば14万円近いプラス収支という事になります。ただ勝率が8%を切っているのはちょっと面白くありません。50連敗位は覚悟しなければいけない数字です。

母系をチェックすると1番多いのはサンデーサイレンス系になります。バゴ×サンデーサイレンス系の芝での成績も勝率は7.3%、複勝率27.3%、単回値181、複回値102となります。複勝を抑えに買う事で連敗による資金減少を少し抑えることだできそうですが、どうでしょうか。厄介なのはこの産駒の距離適性が定まらないことです。先に挙げたように3000mのG1を勝っていますが、一番勝ち星が多いのは1200mです。

BC-indexでは勝率の悪さやデータ数の少なさで、今一つピントが合わない産駒というイメージがあります。ただ先週の2頭の新馬勝ち馬をみて少し気が付いたことがありました。ともに芝1800mの新馬戦を勝ったのですが土曜の勝ち馬マンボネフューはその名の通りKingmanboの甥です。そして日曜の勝ち馬トロワボヌールは母父サンデーサイレンスでしたが、母は03年のクイーンCを勝ったチューニーでした。馬の血統で甥とか叔母といったらそれは母方の系統です。つまり2頭の馬は母系に良血がいたのです。

最初に挙げたビッグウィークも叔父に新潟記念(G3)を勝ったタニノボレロがいました。オウケンサクラの母はランフォザドリームです。98年のマーメイドSや朝日CCを勝った馬です。これらを見るとバゴ産駒は母系の血統の良いところを引き出してくれるのかもしれません。今度バゴ産駒を見かけたら血統指数はさておいて母系のチェックを忘れないようにしなければいけません。

・・・明日は出張で帰宅が遅くなりそうです。BC-indexの公開時間も遅くなりそうです。

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