そろそろ2歳馬の事でも・・

今年の新種牡馬

オークス、ダービーが直前なのに新種牡馬の話です。

今年はダービーが終わった翌週から2歳戦がスタートします。例年よりも2週間早くなって、しかも東京で新馬戦がスタートすることになります。JRAによる番組改変によるものですが、ローカル開催が少なくなったりと昨年落ち込んだ売り上げを少しでも回復させるための手段の一つなのかもしれせんが、おかげで今年はダービーの余韻にあまり浸ってもいられないような気がします。

ただ、サラブレットの頂点がダービー馬という事であれば、ここで区切るのは良いのかもしれません。

今年に新種牡馬をチェックしてみますが、期待はチチカステナンゴでしょうか。「父チチカステナンゴ」とタイプするのが面倒な名前です。既に今年1月に亡くなってしまっているのでデーター的には微妙な産駒になりそうなのは今から察しがついてしまうのですが、新種牡馬の中では1番産駒数が多い馬です。

4代血統表 チチカステナンゴ
牡 14歳    (父 8歳・母 5歳時産駒) 1998年 芦毛 (仏)

Smadoun
 1990年
Kaldoun
 1975年 (仏)
Caro 1967年 (愛) Fortino
Chambord
Katana 1970年 Le Haar
Embellie
Mossma
 1982年
Tip Moss 1972年 Luthier
Top Twig
Ticma  1968年 Arctic Storm
Tecoma
Smala
 1993年
Antheus
 1982年
Northern Dancer  1961年 (加) Nearctic
Natalma
Apachee  1975年 Sir Gaylord
Americaina
Small Partie
 1988年
Fabulous Dancer  1976年 Northern Dancer
Last of the Line
Summer Parties  1982年 Vaguely Noble
Selerina

[Northern Dancer]   18.75% 3+4 (母方)
[Nearctic]   9.38% 4+5 (母方)  [Natalma]   9.38% 4+5 (母方)

社台グループが7億円で購入したそうですが、血統を見る限りサンデー系繁殖牝馬対策だったのでしょうか。チチカステナンゴはGrey Sovereign系ですからジャングルポケットと同じ系統です。かつてはトニービン等もいましたが、日本の種牡馬ではミスプロ系等と比べたら少ない系統です、その辺を補う意味もあったのかもしれませんが、魅力的なのはNorthern Dancer血が流れていることです。

実際産駒は母方にサンデー系が圧倒的に多いのですが、そのサンデー系牝馬にはNorthern Dancerの血を持つ牝馬が多く、そうなると当然その産駒にはNorthern Dancerのクロスが生じることになります。このクロスを持つ馬が比較的良く走ります。また新種牡馬には質の高い繁殖牝馬が用意されるケースが多いために毎年好成績を上げる傾向にあります。非サンデー系ならなおさらこの産駒が注目になります。

キングカメハメハがリーディングサイアーでいられるのは、優秀なサンデー系繁殖牝馬に因る部分も多いと思います。この辺の構図にまで影響してくるかどうかは初代産駒の活躍次第だと思います。そういった意味でも注目だったのですが、産駒がデビューする前に死去するとは残念なことです。

同じ非サンデー系新種牡馬としてはメイショウサムソンがいます。皐月賞、ダービーを含めG1を4勝していますから産駒は3歳時から期待できそうです。産駒は69頭いますが半分以上は母系がサンデー系になります。同系のテイエムオペラオーの産駒成績が参考になりそうです。

サンデー系種牡馬

サンデー系種牡馬はブラックタイドとスズカフェニックスがいます。ブラックタイドはこれといった競争実績はありませんが、なんといってもディープインパクトの全兄ですから、ディープインパクトが種牡馬として成功した以上、期待がかかるのかもしれません。スズカフェニックスは高松宮記念の勝ち馬です。スピードを持った産駒に期待したいところです。サクラバクシンオーが昨年亡くなってしまいましたから、短距離路線に強い産駒を輩出してくれる種牡馬の登場を待ち望んでいます。

ディープインパクト産駒がフランスG1を勝利

フランスの凱旋門賞でドーピング失格となったディープインパクトですが、その産駒が父の無念を晴らすかのように日本の桜花賞にあたるフランス1000ギニーを制したというニュースが入ってきました。距離はやはり1600mです。ディープインパクト産駒の時代が完全に来たような感じがします。

 

 

 


 

 


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