ハーツクライ産駒は基本ベタ買い
今週は京都で天皇賞・春が行われ、6週間G1レースが続きます。天皇賞・春にはオルフェーブルが出走予定ですから馬券もかなり売れそうです。京都競馬場芝3200mはBC-indexの対象外コースですが、予想しないわけにはいかないので、血統的な分析でもしてみます。オルフェーヴル系の血統とハーツクライ産駒について調べてみました。
オルフェーブルの血統は血統に詳しくない人でも結構知れ渡っています。
4代血統表 オルフェーヴル
牡 4歳 (父 14歳・母 11歳時産駒) 2008年 栗毛 (白老町)
| ステイゴールド 【 サンデーサイレンス系 】 1994年 黒鹿 (白老町) |
サンデーサイレンス 【 サンデーサイレンス系 】 1986年 青鹿 (米) |
Halo 【 Halo系 】 1969年 (米) |
【 Hail to Reason系 】 |
| Cosmah | |||
| Wishing Well 1975年 |
【 Eclipse系 】 | ||
| Mountain Flower | |||
| ゴールデンサッシュ 1988年 栗毛 (白老町) |
デイクタス 【 Hampton系 】 1967年 栗毛 (仏) |
【 Hampton系 】 | |
| Doronic | |||
| ダイナサツシユ 1979年 鹿毛 (早来町) |
【 ノーザンテースト系 】 | ||
| *ロイヤルサツシユ | |||
| オリエンタルアート 1997年 栗毛 (白老町) |
メジロマックイーン 【 パーソロン系 】 1987年 芦毛 (浦河町) |
メジロテイターン 【 パーソロン系 】 1978年 芦毛 (伊達市) |
【 パーソロン系 】 |
| *シエリル | |||
| メジロオーロラ 1978年 栗毛 (伊達市) |
【 Eclipse系 】 | ||
| メジロアイリス | |||
| エレクトロアート 1986年 栗毛 (早来町) |
ノーザンテースト 【 ノーザンテースト系 】 1971年 栗毛 (加) |
【 Northern Dancer系 】 | |
| Lady Victoria | |||
| *グランマステイーヴンス 1977年 栗毛 (米) |
【 Nasrullah系 】 | ||
| Dhow |
[ノーザンテースト]18.75% 4 x 3 [Northern Dancer]9.38% 5 x 4 [Lady Victoria]9.38% 5 x 4
有名になったステイゴールド×メジロマックイーンといった血統です。当然兄弟は同じ血統になりますから注目しなければなりませんが同系の血統を持つ馬はそれほど多くはありません。皐月賞を勝ったゴールドシップが配合の馬なのでさらに血統は注目されています。ちなみに今年デビューの2歳馬リヤンドファミユは全弟(母父が同じ)になります。POGでは人気になりそうです。
「父ステイゴールド×母父メジロマックイーン」という配合の馬は現在JRAの登録馬にはたった4頭しかいません。少し括りを拡げて「母ステイゴールド×母父パーソロン系」とした場合でも8頭です。かなりピンポイントな血統です。パーソロン系種牡馬はメジロマックイーンの他にトウカイテイオーやその父シンボリルドルフといった懐かしい名馬がいます。メジロマックイーンもシンボリルドルフも天皇賞春を勝っている馬ですから、この血統の馬には天皇賞春は注目のG1になります。
もう少し範囲を拡げて「父サンデーサイレンス系×母父パーソロン系」として見てみると、その血統のJRA登録馬は現在36頭います。そして今回その中からオルフェーヴルの他にフェイトフルウォー、ナムラクレセントの3頭が出走します。血統的にはかなりの確率で同一G1に出走してきたことになります。特に昨年3着だったナムラクレセントには注目です。
実はオルフェーブルの血統ではさらにもうひとつ注目すべき点はノーザンテーストのクロスを持っている事です。特に4×3のクロスは奇跡の配合と言われた時代もありました(今はあまり聞いたことがありません)。ステイゴールド産駒でノーザンテーストのクロス(4×3)の血統の馬が先週も勝っています。
ハーツクライ産駒
ハーツクライ産駒から2頭ウインバリアシオンとギュスターヴクライが出走します。ハーツクライは種牡馬としてはディープインパクトと同じ世代です。今回の天皇賞春にはディープインパクト産駒が1頭も出走していませんか大健闘です。ちなみに現3,4歳世代の産駒数を見てみるとディープインパクト産駒は283頭、それに比べてハーツクライ産駒162頭です。4歳世代はほぼ半分になります。それで今回の出走産駒数ですから、これは明らかに距離適性が表れたものだと思います。
ハーツクライは05年の有馬記念でディープインパクトに勝った馬です。日本馬で唯一ディープインパクトに勝った馬です。その馬が種牡馬となって圧倒的な強さを見せるディープインパクト産駒に対して、この距離において一矢報いているのです。
ハーツクライ産駒の芝2100m以上の成績です。
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ハーツクライ | 19- 17- 16- 52/104 | 18.3% | 34.6% | 50.0% | 132 | 108 |
ハーツ産駒は基本的に芝での成績は距離を問わず良いのですが、長距離が上記のようにベストな成績です。単複の回収値が100円を超えていますのでベタ買いしていればOKという事になります。昨年のダービーでいち早くハーツクライ産駒のウインバリアシオンをBC-index1位指名できたのは、既に1年前にその傾向が表れていたからです。そして1年経った今でもそのデーターが同じ傾向を示していますから、これはかなり信憑性が高いデータです。先週土曜日には東京芝2300m(中途半端な距離の為BC-indexはありませんでしたが・・)のレースに相手関係が弱かったとはいえ圧勝したのがカポーティスターはハーツクライ産駒でした。この馬は青葉賞にも登録がありますから連投してきたら注意かもしれません。
そういえば昨年の青葉賞には天皇賞・春に出走するウインバリアシオンとギュスターヴクライが出走し1,4着でした。
ただ、このデータを出す際にチョット気になったことが先週起こっています。先週の京都の2400mのレースです。土日に各1レースありました。通常はそれほど使われないコースの為BC-indexの対象コースにはなっていませんが何故か先週は2鞍もありました。それでどちらのレースも勝ったのはディープインパクト産駒だったのです。しかも土曜日9Rの特別戦においては1~4着がディープインパクト産駒の独占という結果でした。まだまだディープインパクト産駒を侮ってはいけないのかもしれませんし、もしかしたら開幕週の高速場馬だったのでそれが合っていたのかもしれません。ともに3歳馬戦というのも気になります。





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