カレンブラックヒルが勝った時の言い訳

カレンブラックヒルはヴァーミリアンに似ている

昨日のBLOGでは芝馬カレンブラックヒルはその父系からダートでの好走は無いと書きました。基本的にその考えは変わらず、馬券もそれを外して買う予定なのですが、面白いデータがあるのでここに掲載しておきます。もしカレンブラックヒルが勝った時の言い訳に使えそうです。

2008年のフェブラリーSを勝ったヴァーミリアンは前年の秋にはダートG1を3連勝しJCDではレコード勝ちした馬です。ドバイにも2度遠征しています。地方交流G1も7勝もしている馬です。この馬が実は今週話題を集めてるカレンブラックヒルと似ているのです。

何が似ているかというと、2頭はともに黒鹿毛なので見た目も似ているかもしれませんが、実は血統が似ているのです。

 3代血統表 ヴァーミリアン

牡 11歳    (父 7歳・母 7歳時産駒) 2002年 黒鹿 (早来町)

*エルコンドルパサー
 1995年 黒鹿 (米)
Kingmambo
 1990年 (米)
Mr. Prospector  1970年 (米)
Miesque  1984年
Saddlers Gal
 1989年
Sadler’s Wells  1981年 (米)
Glenveagh  1986年
スカーレットレディ
 1995年 黒鹿 (早来町)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
Halo  1969年 (米)
Wishing Well  1975年
スカーレットローズ
 1987年 栗毛 (千歳市)
*ノーザンテースト  1971年 栗毛 (加)
*スカーレツトインク  1971年 栗毛 (米)

[Northern Dancer]   15.63% 4+5 x 4 [Special]   6.25% 5+5 (父方) [Nearctic]   6.25% 5 x 5 [Natalma]   6.25% 5 x 5

 3代血統表 カレンブラックヒル

牡 4歳    (父 8歳・母 11歳時産駒) 2009年 黒鹿 (安平町)

ダイワメジャー
 2001年 栗毛 (千歳市)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
Halo  1969年 (米)
Wishing Well  1975年
スカーレットブーケ
 1988年 栗毛 (千歳市)
*ノーザンテースト  1971年 栗毛 (加)
*スカーレツトインク  1971年 栗毛 (米)
*チャールストンハーバー
 1998年 鹿毛 (米)
Grindstone
 1993年
Unbridled  1987年 (米)
Buzz My Bell  1981年
Penny’s Valentine
 1989年
Storm Cat  1983年 (米)
Mrs. Penny  1977年

[Northern Dancer]   9.38% 4 x 5 [Le Fabuleux]   6.25% 5+5 (母方)

2頭の血統表です。全く違う血統に見えますが、父系と母系を入れ替えるとかなり似てきます。カレンブラックヒルの母父父はUnbridledですがこの2代上がヴァーミリアンの父父父のMr. Prospectorです。ヴァーミリアンの父母父のSadler’s Wellsの父はNorthern Dancerなのですが、Storm Catの2代上も同じNorthern Dancerなのです。

この2頭は、3代目(表の左端)の配合が父系母系の違いがありますが、血の割合が非常によく似ています。血統背景が似て毛色も同じですからカレンブラックヒルもヴァーミリアンのようにダート適性は高いのかもしれません。

ヴァーミリアンは兄にサカラート、弟にはソリタリーキングというダート血統ですが、芝の新馬戦を勝ち、2歳時にG3ラジオたんぱ杯(現ラジオNIKKEI杯2歳S)を勝っています。3歳時は芝のバリバリのクラシック路線を歩んでいた馬です。そこからダートの名馬となったのですから、似た配合の血統馬であるカレンブラックヒルが古馬となってダートで活躍することもありえそうです。

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ここまでが、勝った時の言い訳です。好走した時にも使えそうです。カレンブラックヒルを応援する人はこのデータを使えば面白いかもしれません。グリーンチャンネルの競馬コンシェルジュ出演の須田さんあたりがこの馬を応援するのであれば、是非このデータを使ってもらいたいところです。今週の出演は無いようですがG1レースですので予想の印、コメントはあるはずです。

ただ、やはりいきなりのG1勝利はやはり難しいと思います。ここは安田記念の叩き台と素直に見て良いと思います。BC-indexは間違いなくカレンブラックヒルの評価は低くなるはずです。



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