フェブラリーS、血統指数1位はイジゲン
今年最初のG1レース、フェブラリーSの出走馬が確定しました。佐賀記念を勝ったホッコータルマエの出走が微妙でしたが結局は回避という事になったようです。BC-indexは対戦相手がわかれば枠順に関係されないのですぐに算出できます。
予想通りBC-index1位はイジゲンとなりました。BLOGは調子に乗って3日連続の更新となりました。とりあえずイジゲンの血統について詳しく見てみます。
4代血統表 イジゲン
牡 4歳 (父 9歳・母 8歳時産駒) 2009年 芦毛 (米)
| Empire Maker 2000年 |
Unbridled 1987年 (米) |
Fappiano 1977年 (米) |
Mr. Prospector |
| Killaloe | |||
| Gana Facil 1981年 |
Le Fabuleux | ||
| Charedi | |||
| Toussaud 1989年 |
El Gran Senor 1981年 (米) |
Northern Dancer | |
| Sex Appeal | |||
| Image of Reality 1976年 |
In Reality | ||
| Edee’s Image | |||
| Cosmic Wish 2001年 |
Dixieland Band 1980年 (米) |
Northern Dancer 1961年 (加) |
Nearctic |
| Natalma | |||
| Mississippi Mud 1973年 |
Delta Judge | ||
| Sand Buggy | |||
| Cosmic Fire 1993年 |
Capote 1984年 (米) |
Seattle Slew | |
| Too Bald | |||
| Future Bright 1984年 |
Lyphard’s Wish | ||
| Pro Tab |
[Northern Dancer] 18.75% 4 x 3 [In Reality] 9.38% 4+5 (父方)
[Nearctic] 9.38% 5 x 4 [Natalma] 9.38% 5 x 4
以前にもここで書いたのですが、血統を語る上で、「奇跡の血量」と言われてるのが18.75%の血量です。父系の4代目と母系の3代目(又はその逆)に同一種牡馬がいる配合の馬です。こういった配合を持つ馬には名馬が多いという話です。例えばオルフェーヴル、これも以前ここで書きましたがノーザンテーストの血が4×3です。ブエナビスタはNijinskyの血を4×3、ヴィクトワールピサはHaloが3×4になっています。
この理論そのものの是非はありますが実際に最近の重賞レース、特にG1レースで、この傾向が目立ちます。昨年の2歳チャンピオンは牡牝ともにこの血量を持っていました。阪神JFを勝ったローブティサージュはMr. Prospectorが3×4で、朝日杯FSを勝ったロゴタイプはHaloが4×3でした。
もしかしたら、こういった配合は凄く多いのでは?と思われますが実際はそうではありません。今週の重賞レースの出走馬で見ればフェブラリーSで16頭中3頭、ダイヤモンドSでも16頭中3頭、そして何と小倉大賞典でも16頭中3頭が該当します。そしてその割合をみるとまったく偶然ですが、3/16=18.75%でこれも奇跡の血量になってしまいました・・。
3×4の奇跡の血量ですが、これが「Northern Dncerの3×4(又は4×3)」となると面白い傾向があります。過去該当する馬と言えばエルコンドルパサーがいます。個人的に最も好きな馬の1頭で、知る限り1番強い日本馬ではないかと思っています。他にはメイショウサムソン、カンパニー、トーセンジョーダン等がいます。これらの共通点は父が非サンデー系という事です。Northern Dncerのクロスを持つ馬は多いのですがそれが4×3となると意外と少ないのです。
父ミスプロ系でNorthern Dncerの4×3をもつイジゲンはエルコンドルパサーと同じです。エルコンドルパサーはデビューからダートで3連勝し、NHKマイルCを勝ち、3歳時にJCを勝った馬です。その後フランスに渡りフランスで4戦し2勝2着2回でした。最後のレースとなった凱旋門賞は接戦で2着に敗れました。
イジゲンの父Empire Makerの産駒は日本では18頭が出走しています。代表的な産駒には昨年の中山金杯、中山記念と連勝したフェデラリストがいます。産駒全体の成績はずば抜けており勝率は20%を超えています。芝ダート共に好成績ですが若干ダートが良いようです。フェデラリストもデビュー直後は地方に回ってダートで2勝しています。
このようなデータを見ると、もしかしたらイジゲンは芝でも好走するかもしれないと考えてしまします。デビュー戦芝で3着でしたから全く走らないという事は無いようにも思えます。前走JCDで惨敗してますから、もしここでも大敗するようであれば是非芝のレースに挑戦してもらいたい馬です。その時は人気を落とすでしょうから穴馬券が狙えそうです。
とにかくBC-indexが1位の馬が奇跡の血量を持っているので、フェブラリーSは少し大きめな勝負をしてみようかと思います。
——




Comments are closed.