ダート戦線における産駒の世代交代

今年のダートリーディングサイアーは接戦

今年のダート戦においてその産駒をチェックすると、昨年までとは明らかに違う傾向が出てきています。先週までの産駒別成績の上位(1~5位)は以下の通りです。

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
キングカメハメハ 75- 63- 60-454/652 11.5% 30.4% 86 80
ネオユニヴァース 75- 47- 43-402/567 13.2% 29.1% 97 89
クロフネ 58- 56- 48-588/750 7.7% 21.6% 56 60
シンボリクリスエス 49- 68- 68-409/594 8.2% 31.1% 75 82
アグネスタキオン 45- 37- 37-293/412 10.9% 28.9% 90 82

集計期間:2011. 1. 5 ~ 2011.11. 6

前にも書きましたがキングカメハメハネオユニヴァースの産駒が接戦です。昨年まではどうだったのかというと、クロフネ産駒が圧倒的でした。

2010年ダート・種牡馬別集計1~3位
種牡馬 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
クロフネ 115- 87- 88-706/996 11.5% 29.1% 91 81
シンボリクリスエス 60- 59- 61-426/606 9.9% 29.7% 92 80
キングカメハメハ 59- 64- 59-446/628 9.4% 29.0% 69 76

集計期間:2010. 1. 5 ~ 2010.12.26

2009年ダート・種牡馬別集計1~3位
種牡馬 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
クロフネ 76- 71- 78-592/817 9.3% 27.5% 79 86
シンボリクリスエス 58- 52- 35-450/595 9.7% 24.4% 64 64
フレンチデピュティ 53- 44- 47-359/503 10.5% 28.6% 143 111

集計期間:2009. 1. 4 ~ 2009.12.27

キングカメハメハ産駒は現5歳馬が初年度産駒になりますから、2~5歳馬の4世代で勝ち星を挙げています。ネオユニヴァース産駒は種牡馬としてはキングカメハメハと同じ世代になり、やはり産駒は2~5歳馬となります。ちなみにクロフネは初代産駒が現8歳馬になりますから、世代間の層の厚さが違います。

キングカメハメハ産駒の年度別の産駒ダート勝ち星数を見ると08年6勝→09年51勝→10年59勝→11年75勝と推移しています。またネオユニヴァース産駒を見てみると08年5勝→09年21勝→10年42勝→11年75勝と倍々で増えてるようなイメージです。この勢いで完全に今年クロフネ産駒を逆転してしまいました。世代が揃う来年はともに勝ち星は増えそうに思えます。

この2頭の産駒にはもう一つ共通点があります。ともに勝ち星は1600万クラスまでという事です。重賞はおろかオープン特別さえまだ勝っていません。当然この勢いからすると近いうちに勝ち上がる事が予想されます。年内の番組をチェックしてみると・・

11/13 東京11R 武蔵野S・G3 1600m
11/20 東京11R 霜月S・OPEN 1400m
11/27 京都11R 太秦S・OPEN 1200m
12/04 阪神11R JCD・G1 1800m
12/10 阪神11R ペテルギウスS・OPEN 2000m
12/11 中山11R カペラS・G3 1200m
12/18 阪神11R ギャラクシーS・OPEN 1400m
12/24 中山11R 師走S・OPEN 1800m

年内にダートのオープン以上のレースは8レースあります。さすがにJCDは上位馬に付け入る隙はなさそうですが、ダート・リーディングサアーを獲ろうとする産駒がオープンの勝ち馬もいないようでは話になりません。今週行われる武蔵野Sではダノンカモンシンボリクリスエス産駒)とシルクフォーチュンゴールドアリュール産駒)が有力ですが、1000万、1600万と連勝してきたキングカメハメハ産駒のアドマイヤロイヤルが出走してきます。それ以降のオープン特別あたりのレースで勝ち馬が現れる可能性は高いと思います。ペテルギウスSだけはBC-indexの対象外のコースになりますから、それ以外のレースでBC-indexが上位となって勝ってくれることを願います。



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