ローテーション&血統
NHKマイルCは今年で19回目と比較的歴史の浅い3歳重賞で、この時期にあることでクラシック路線との兼ね合いが微妙な面白さを出しているように思えます。過去にキングカメハメハ等はこのレースを勝ってダービーを勝ちました。マイル適性を重視するのは基本ですが、3歳の春という事もあって能力だけで勝ちきる重賞でもあるようです。
過去10年のデータからとりあえずある程度の有力馬、消し馬を探し出してみます。2011年のNZTが阪神で行われているのでその辺は注意しながらという事になります。
前走NZTの馬をチェックする
| 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5- 2- 3-58/68 | 7.4% | 10.3% | 14.7% | 133 | 122 |
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このレースの前哨戦といわれるニュージーランドTからの参戦が多いのですが、その成績は上記のとおりで、なかなかの成績です。過去10年の間で5勝しています。当然出走頭数も多いので、勝率などはあまりパッとしません。このレースは中山で行われるのでどうしてもちょっと独特の傾向にあるようにも思います。
※2011年の阪神開催を除いてデータを精査するとちょっとした傾向が見えてきます。
人気上位馬のサンデー系馬
| チェック種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| サンデーサイレンス系(1~4人気) | 5- 1- 1- 7/14 | 35.7% | 42.9% | 50.0% | 650 | 215 |
| サンデーサイレンス系(1~4着馬) | 4- 2- 0- 7/13 | 30.8% | 46.2% | 46.2% | 436 | 209 |
集計期間:2003. 5.11 ~ 2013. 5. 5
ここで言う「サンデー系馬」とは、父系または母系にサンーデーサイレンスの血を持つ馬なのですが、上段はその馬が1-4番人気だった馬のNHKマイルCでの成績です。下段は参考データとして掲載しましたが同じく1-4着となった馬の成績になります。NZTが阪神開催だった年のデータを除くとNZT組のNHKマイルCの勝ち馬は4頭いますがすべて父はサンデー系でした。昨年、10番人気で勝ったマイネルホウオウも上の段の条件に含まれます。ちなみにこの二つのレースを連覇したのはここ10年ではカレンブラックヒルだけです。
今年これに該当する馬は1番人気で勝ち馬となったショウナンアチーヴと3番人気で8着に敗れたカラダレジェンドです。どちらも母父がサンデーサイレンスになります。2着だったショウナンワダチは消し材料となるデータです。ちなみにショウナンアチーブの騎乗は落馬負傷の後藤騎手に替わって戸崎騎手に決まったようです。父がサンデー系種牡馬ならもう少し確実性が増すのですが、2着だったショウナンワダチの方は評価を下げてもよしかもしれません。
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4連勝馬ミッキーアイル
1番人気に予想されるのはこれまで4連勝中のミッキーアイルで、マイル重賞に強いディープインパクト産駒です。楽勝だったアーリントンCからのローテーションになりますが過去このレースを走った馬のNHKマイルCの成績は(2.1.1.31/35)という成績です。ほとんどの馬が間に皐月賞を挟むといったローテーションが主流でしたが、この馬のように直接NHKマイルCに挑戦してきた馬はこの10年間でたった1頭しかいません。それがなんとあのジャスタウェイというのですからちょっと面白い話です。今年のドバイDFを勝って現役最強馬といわれているジャスタウェイは2012年のアーリントンCを勝ちその後NHKマイルCに直行し、4番人気で6着に敗れました。結果はよくありませんでしたがある意味名馬のローテーションなのかもしれません。
重賞を連取したディープインパクト産駒は強い
3歳時のこの時期に重賞を2勝している馬はそれだけで間違いなく強い馬です。ちなみに3歳春までに重賞を2勝したディープインパクト産駒といえばジェンティルドンナ、キズナ、ハープスター、たぶんこの3頭しかいないはずです。これらの馬と同列にいるとすればこのG1も獲れそうです。




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