長距離血統とは?

天皇賞春血統予想

天皇賞春といえば3200mという距離だけに毎年初めて出走となる馬にはその適性が問われます。JRAでは3000mを超えるレースは1年に6Rしかありません。万葉Sを除けば全て重賞です。ただ重賞ばかりというのはそこまで勝ち上がってきた馬の傾向を掴むうえでも参考になります。2001年以降3000m以上の芝のレースの種牡馬別成績をまず見てみます。天皇賞春の出走馬の種牡馬だけをピックアップしました。種牡馬赤色はサンデーサイレンス系です。

順位 種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値 1走当賞金
1 ダンスインザダーク 13- 8- 8-56/85 15.3% 24.7% 34.1% 171 114 1426万円
2 ステイゴールド 5- 3- 1-18/27 18.5% 29.6% 33.3% 43 57 2380万円
3 ハーツクライ 3- 3- 1- 8/15 20.0% 40.0% 46.7% 137 90 1974万円
4 ジャングルポケット 2- 3- 0-28/33 6.1% 15.2% 15.2% 29 51 1187万円
5 シンボリクリスエス 2- 2- 2-19/25 8.0% 16.0% 24.0% 34 41 869万円
6 ネオユニヴァース 2- 2- 1- 7/12 16.7% 33.3% 41.7% 49 78 1208万円
7 キングカメハメハ 1- 2- 0-15/18 5.6% 16.7% 16.7% 1055 198 588万円
8 マンハッタンカフェ 1- 1- 3-34/39 2.6% 5.1% 12.8% 43 103 634万円
9 ディープインパクト 0- 4- 2-15/21 0.0% 19.0% 28.6% 0 96 1134万円
10 マーベラスサンデー 0- 1- 2- 9/12 0.0% 8.3% 25.0% 0 77 816万円

集計期間:2002.10.20 ~ 2014. 3.23

勝率~複勝率で1位はハーツクライ産駒です。東京の3400mで行われるダイヤモンドSを2年連続で産駒が勝利しています。今回出走するフェイムゲームが今年のダイヤモンドSの勝ち馬です。人気になるウインバリアシオンは4歳時にこの天皇賞春で3着になっています。

2番目に成績が良いのはネオユニヴァース産駒です。今回出走するデスペラードが昨年の万葉SとステイヤーズSを勝っています。昨年の天皇賞春は5番人気で9着でした。

3番目はスティゴールド産駒です。オルフェーブル(1勝)、ゴールドシップ(3勝)、フェノーメノ(1勝)の3頭で積み上げた数字です。昨年の覇者フェノーメノとゴールドシップは実績的には申し分ありません。

問題はディープインパクト産駒です。ディープインパクト自身は2006年にこのレースを3.13.4というレコードタイムで勝っています。その後7回のレースでこのタイムは破られてはいません。その時の上がりタイムは33.5ですから驚異的です。2着馬には3馬身以上の差をつけました。その産駒にも期待もかかりますがこれまでに21戦して未勝利です。2012年の菊花賞(3000m)に7頭も出走して1頭も馬券に絡まなかったのが成績の足を引っ張っています。このレースは勝ち馬(ゴールドシップ)を除いてはレベルの低かったレースでした。

ディープインパクト産駒で4歳以上の成績となると(0.3.1.4)でイメージが良くなります。複勝回収率も188ですから産駒としてはあまり人気になっていません。ちなみにディープインパクト産駒は3000m以上のレースでは1度も1番人気にはなっていません。今回のキズナが1番に気になれば初の長距離1番人気という事になります。

母系もチェックしてみます。コチラがタイプ別(系統別)に見てみます。

順位 チェック母父馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1 サンデーサイレンス系 10- 7- 4- 71/ 92 10.9% 18.5% 22.8% 148 59
2 Northern Dancer系 8- 8- 9- 58/ 83 9.6% 19.3% 30.1% 169 101
3 Grey Sovereign系 7- 8- 7- 63/ 85 8.2% 17.6% 25.9% 48 59
4 Nijinsky系 5- 9- 8- 79/101 5.0% 13.9% 21.8% 35 64
5 パーソロン系 5- 3- 5- 22/ 35 14.3% 22.9% 37.1% 31 135
6 Lyphard系 4- 5- 2- 36/ 47 8.5% 19.1% 23.4% 16 73
7 St. Simon系 4- 4- 2- 36/ 46 8.7% 17.4% 21.7% 62 96
8 Never Bend系 3- 2- 8- 51/ 64 4.7% 7.8% 20.3% 88 74
9 Mr. Prospector系 1- 6- 7- 84/ 98 1.0% 7.1% 14.3% 20 73
10 Danzig系 1- 0- 1- 10/ 12 8.3% 8.3% 16.7% 51 59
11 ノーザンテースト系 0- 5- 4- 53/ 62 0.0% 8.1% 14.5% 0 27
12 Nureyev系 0- 3- 2- 17/ 22 0.0% 13.6% 22.7% 0 100
13 Storm Bird系 0- 1- 1- 11/ 13 0.0% 7.7% 15.4% 0 37

集計期間:2001. 1. 8 ~ 2014. 3.23

父系の勝率上位馬がサンデー系なので、母系ではサンデー系の勝率が伸びないのはある意味当たり前なのですが、勝率の1位はやはりパーソロン系です。出走馬で言えばゴールドシップが該当します。で注目すべきはStorm Bird系の0勝です。該当馬はキズナとウインバリアシオンになります。ただ、2,3着になったのはウインバリアシオンでその時は2番人気でした。それ以外は全て6番に気以下で人気通りの走りをしている傾向二もあります。

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血統面ではマイナス材料が多いキズナだが・・

2003年の大阪杯を3番人気で勝ったのはタガノマイバッハでした。キズナと同じローテーションになります。そしてその馬の血統はキズナやウインバリアシオンと同じ配合(サンデー系×Storm Bird系)でした。この馬は次の天皇賞春では8着(6番人気)に敗れています。もう一つあります。キズナは3冠馬ナリタブライアンのいとこにあたる血統です。ナリタブライアンは96年の天皇賞春では1.7倍の1番人気に推され2着に敗れています。

とはいっても父はこのレースをレコードで勝っており、いとこには94年のこのレースを勝ったビワハヤヒデがいるといった血騒馬だ。

このようにキズナは血統データ的には不利な材料が多いのですが、そうじゃない血統面もあるのです。ディープインパクト産駒、そしてハーツクライ産駒もそうなのですがデータとしては母数がまだ少ない段階なので、このマイナス材料もそれ程強調してもいけないように思えます。

長距離血統としてはもちろんステイゴールド×メジロマックイーンの配合のゴールドシップがここでは1推しの馬になりそうです。相手はウインバリアシオンとキズナとごく当たり前の予想になりそうですが、3連馬券の3着候補には母父トニービン(Grey Sovereign系)の3頭でも絡めてみようかと思っています。

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