インカンテーションの血統

シニミニ産駒とBC-index

先週の3歳ダート重賞は見事BC-index1位馬のインカンテーションが勝利しました。ダートでは成績の良い産駒を輩出しているシニスターミニスターの産駒です。ここでいう「成績の良い」という意味は馬券的な成績を含めたものです。何度かこのBlogでも書いてきましたが、この産駒のダートでの回収率は100%を超えています。

今年の新馬で3世代目を迎えるシニスターミニスター産駒のダートでの成績は

36-27-32-172/269
勝率14.1% 連対率24.2% 複勝率36.1% 単回値155 複回値161

ちなみにBC-index1位馬に限定すると

14-6-7-31/58
勝率24.1% 連対率34.5% 複勝率46.6% 単回値267 複回値184

と素晴らしい成績です。BC-indexではダートにおいて最も注目する産駒です。

シニスターミニスターの産駒が1番最初にデビューしたのは2011年の7/10でした。初勝利は同年7/23のリプレイスインディでした。この馬が芝でデビューし2戦目をダートに替えて単勝2,040円の1着となりました。この時のBC-indexは4位でしたが出走馬は7頭しかいませんでした。

シニスターミニスター産駒がBC-index1位となったのは2012年の3/3のリーゼントブルースでした。リーゼントブルースは馬主が横浜の番長三浦大輔投手という事で注目されやすい馬です。残念ながらこの時は5着でした。この産駒がBC-index1位として初めて勝利したのが2012年10/20の当時3歳馬のダンシングミッシーで、次の的中が2世代目となった12/1のグラスミッションでした。この馬は単勝46.2倍だったのですがこれが芝からダートに替わった1戦目でした。

他の傾向を言えば、ダートであれば距離はあまり問題にしないようですが、良馬馬よりも稍重での成績の方が抜けています。インカンテーションの勝ったレパードSも稍重でしたから個人的には思い切って勝負に行きました。インカンテーションの勝利で今後シニスターミニスター産駒はダートでは注目されることになると思います。特に2歳戦で未勝利戦にダート戦が多くなる冬場などは要注目です。

インカンテーションの血統

レパードSでのインカンテーションが強いのは判りましたが同じシニスターミニスター産駒のモリトリュウコもこのレースに出走していましたがBC-index9位と低い評価でした。理由は何でしょうか。

3代血統表 インカンテーション

牡  3歳    (父 7歳・母 13歳時産駒) 2010年  鹿毛  (浦河町)

*シニスターミニスター
 2003年 鹿毛 (米)
Old Trieste
 1995年 (米)
A.P. Indy  1989年 (米)
Lovlier Linda  1980年
Sweet Minister
 1997年
The Prime Minister  1987年
Sweet Blue  1985年
*オリジナルスピン
 1997年 鹿毛 (愛)
Machiavellian
 1987年
Mr. Prospector  1970年 (米)
Coup de Folie  1982年
Not Before Time
 1991年
Polish Precedent  1986年
Time Charter  1979年

[Mr. Prospector]          15.63% 5 x 3

まずインカンテーションの血統ですが注目すべきは父はもちろん母父Machiavellianの方です。TARGETで母父Machiavellianのダート成績を調べるとすぐにわかりますが特に単勝回収率では優秀な成績を挙げているのです。現在のダートではこの組み合わせが馬券的には最も優秀と言えるかもしれません。ちなみに残念なことにこの配合の馬はこの産駒ではインカンテーション以外1頭いもいません(1,2歳馬を含めて)。

一方のモリトリュウコの方の母父ヘクタープロテクターは通常のダート成績は悪くはありませんが準オープン以上のクラスになるといきなり悪くなります。BC-indexはクラス毎の成績も加味しています。血統によっては未勝利は勝ち上がるが500万で頭打ちになる傾向があったり、1000万以上では成績のよくなる血統などもあったりします。

第2のシニスターミニスター産駒は

今年の新種牡馬の傾向はまだつかみきれませんが、ダートを走りそうな産駒を見つけることは馬券攻略上毎年必要なことだと思っています。シニスターミニスターと同じBold Ruler系のパイロが気になります。父父が同じA.P. Indyです。父はPulpitという血統でこの産駒はダート重賞勝ち馬もいました。パイロ産駒はこれまで6頭がデビューして(2.2.2.4)とまずまずの成績です。勝ち鞍は芝とダートの1200mです。この時期2歳戦はコースバリエーションが限られているのでなかなか傾向を掴むことができないのですが、短距離、ダートに強いのではという予測を立ててみていくことはできそうです。

前にも書きましたが、他にコマンズ、ヨハネスブルク産駒には注目しています。

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BC-indexの先週の主な的中

BC-index上位3頭の馬券。(単勝、複勝、ワイド、馬単、3連単で4桁以上の配当)

<8/3・>
函館05R 単勝2,170円 ワイド1,960円 (2→_→3) 新馬戦
新潟09R 単勝1,290円 (1→_→_)
新潟11R 馬単2,820円 (1→2→_)
小倉08R 3連単4,660円 (3→1→2)
小倉09R 単勝2,490円 (1→_→_)
小倉10R 単勝1,100円 (2→_→_)

<8/4・>
新潟03R 馬単17,070円 ワイド2,610円 (3→1→_)
新潟06R 馬単2,820円 (1→3→_)
新潟11R 馬単1,390円 (1→3→_) レパードS 

◆BC-1先週の成績
10-8-9-37/64 勝率15.6% 複勝率42.2% 単回値107 複回値87
※先週は単勝回収率100%超え!

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