バクシンオーの血の威力
高松宮記念は圧倒的1番人気のロードカナロアがレコードタイム(1.08.1)で勝ちました。中京のレコードと言ってもJRA全場の中では最も時計が遅いし、まだ1年しか使われいないコースですからレースのたびに更新されてもおかしくは無いのですが、それはそれとして、とにかくレコード勝ちとなると、さすがG1レースといった感じです。ロードカナロアは昨年の秋にも中山のスプリンターSで1.06.7というレコードを出しています。今回よりも1.4秒も早いタイムです。中山に比べ中京の方が直線が長いのでタイムが早くなりそうにも思えますが、コーナーがきついという事なのかそうではないようです。1200mのG1があるのはこの2場だけで、基本的には高い能力の馬が出した時計ですから、このタイムは信頼できます。中京は中山よりも時計の掛かるコースだということがわかりました。
レースはというと、BC-indexの1位→2位の決着でそれは良かったのですが3着のハクサンムーンまでは印が回りませんでした。ハクサンムーンは父アドマイヤムーン母父サクラバクシンオーという血統です。母父に注目します。サクラバクシンオーは産駒ショウナンカンプが02年このレースを勝っているように、短距離に向く馬を数多く輩出してきました。個性的な種牡馬の一頭です。このサクラバクシンオーは一昨年の4月に急逝し、残す産駒は僅かとなりました。現1歳馬が最後の世代になります。
父としてその血を残すことはできませんが、母父としてサクラバクシンオーはここのところ目立ってきました。産駒同様、母父としても該当馬は短距離で強さを見せてくれています。
▼母父バクシンオーの芝1200mの成績
| 距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1200m | 55- 44- 36-371/506 | 10.9% | 26.7% | 131 | 95 |
集計期間:2002. 9.15 ~ 2013. 3.24 限定条件:芝のみ
芝の1200mに限定すれば上記の表のような成績です。
こう少し距離の範囲を広げて芝の1000m~1400mとし2011年以降の成績をチェックしてみます。
| 年・年月 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2013年 | 7- 4- 3- 26/ 40 | 17.5% | 27.5% | 35.0% | 175 | 200 |
| 2012年 | 14- 12- 15-128/169 | 8.3% | 15.4% | 24.3% | 122 | 120 |
| 2011年 | 8- 11- 7-128/154 | 5.2% | 12.3% | 16.9% | 47 | 97 |
集計期間:2002. 9.15 ~ 2013. 3.24
昨年から徐々に成績(勝率、回収率)が良くなってきました。今年は驚異的です。血統傾向による馬券作戦、つまり回収率が100を超えるのは今までの経験から行くと2~3年は続きます。しばらく狙えるかもしれません。ベタ買いでOKですから、何も考えなくてもただ単勝(場合によっては単複)を買い続けるだけなので楽です。普段の予想の中でも芝の短距離ならサクラバクシンオーの名を母父に探す作業が増えるだけです。
一頃、父サクラバクシンオー×母父サンデーサイレンスという馬が短距離を走るたびに単勝を勝っていました。随分と稼がせてもらいました。この手の馬券を始めると必然的にその馬をよく見るようになり、これらの馬の情報がどんどん蓄積されてきます。ここの厩舎は短距離が得意だとか、この騎手は短距離は下手だとか、レースの印象から自分なりのデータが備わってきます。そうするとそれがそれ以外の血統馬やレースで役に立つのです。
他に相性のいい父系を探したり、厩舎、騎手等もチェックすれば様々な傾向が出てきそうです。今後の血統研究のテーマの一つになりそうです。
BC-indexの先週の主な的中
BC-index上位3頭の馬券。(単勝、複勝、ワイド、馬単、3連単で4桁以上の配当)
<3/23・土>
中京08R ワイド1,350円 (_→2→2)
阪神08R 馬単2,380円 (2→1→_)<3/24・日>
中山02R 馬単1,810円 (1→2→_)
中山07R 単勝1,270円 馬単8,730円 ワイド1,330円 (1→3→_)
中京12R 馬単1,020円 (3→1→_)
阪神02R 馬単1,010円 3連単3,860円 (2→3→1)




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