高松宮記念の予想

中京芝1200mの考察

2年目を迎えた中京コースはそれなりに傾向がありそうです。個人的には坂の位置に注目しています。4コーナを廻った直後にある急坂は中山に次ぐ勾配だそうですが、それが残されたゴールまでの直線に与える影響はどうなのでしょうか?まだ1年とレース数は少ないのですがいろいろとチェックしてみます。

中京競馬場で芝1200mのレースはコース改修後これまでに29レース行われてきました。昨年の高松宮記念もその一つで勝ちタイムは1,10.3でした。その後CBC賞でマジンプロスパーが1,08.7を出しています。行われている重賞はこの二つです。開催日が高松宮記念は最終日で、CBC賞は開幕週と違うので一概の比較はできませんがそれにしても差がありすぎたように思えます。ちなみに昨年の9月の中山でのスプリンターSはロードカナロアが1,06.7のレコードを出しています。

血統傾向

まだ29レースですから、データとしてはかなり不足していますが一応種牡馬別の傾向を見てみます。レース検

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
サクラバクシンオー 5- 4- 5-32/46 10.9% 19.6% 30.4% 56 103
アドマイヤコジーン 3- 0- 0- 7/10 30.0% 30.0% 30.0% 1242 183
クロフネ 2- 3- 1-15/21 9.5% 23.8% 28.6% 29 73
アグネスタキオン 2- 2- 0-13/17 11.8% 23.5% 23.5% 61 46
キングカメハメハ 2- 1- 5-11/19 10.5% 15.8% 42.1% 17 75
ディープインパクト 2- 1- 0- 5/ 8 25.0% 37.5% 37.5% 271 130
タイキシャトル 1- 1- 2- 7/11 9.1% 18.2% 36.4% 92 156
アドマイヤマックス 1- 1- 0- 7/ 9 11.1% 22.2% 22.2% 318 128
デュランダル 1- 1- 0- 9/11 9.1% 18.2% 18.2% 68 40
サクラプレジデント 1- 1- 0- 5/ 7 14.3% 28.6% 28.6% 67 117

集計期間:2012. 3. 4 ~ 2013. 3.17

短距離だけにサクラバクシンオー産駒がきっちり1位になっていますから、データ数の割にはそれなりに傾向が出ているかも知れません。ちなみに1番人気が予想されるロードカナロアはキングカメハメハ産駒です。2位のアドマイヤコジーン産駒は芝の1200mはベタ買いで単勝回収率が186円(過去3年)という好成績で、馬券を買う側には超優良種牡馬です。この産駒には露骨な傾向があり、芝1200mのローカルで強いのです。北海道や小倉で好成績を上げています。

他のコースとの相性

レース数が29Rと少ないので、このコースで好走している馬の他場でのコース成績はどうなのか調べてみました。中京の芝1200mで3着内に入った馬のコース別成績をまとめてみます。対象馬は81頭いました。

コース 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
中京・芝1200 32- 28- 30- 34/124 25.8% 48.4% 72.6% 377 269
小倉・芝1200 29- 29- 21-103/182 15.9% 31.9% 43.4% 107 117
福島・芝1200 19- 14- 9- 51/ 93 20.4% 35.5% 45.2% 93 97
京都・芝1200 14- 13- 15- 52/ 94 14.9% 28.7% 44.7% 87 154
阪神・芝1400 14- 5- 9- 31/ 59 23.7% 32.2% 47.5% 173 128
函館・芝1200 9- 4- 2- 13/ 28 32.1% 46.4% 53.6% 247 124
新潟・芝1000 8- 4- 7- 24/ 43 18.6% 27.9% 44.2% 466 239
中山・芝1200 7- 10- 7- 46/ 70 10.0% 24.3% 34.3% 53 127
新潟・芝1200 7- 2- 3- 15/ 27 25.9% 33.3% 44.4% 141 91
京都・ダ1400 6- 1- 0- 15/ 22 27.3% 31.8% 31.8% 531 109
阪神・芝1200 5- 7- 5- 37/ 54 9.3% 22.2% 31.5% 72 75

集計期間:2008. 2.24 ~ 2013. 3.17

中京巧者と言われる馬が、他の競馬場ではどうなのかというデータです。小倉では延べ182頭で、函館が28頭と母数の差が大きいのでこれも一概に比較はできませんが、中山では成績が悪いのがわかると思います。ちなみに東京競馬場には芝1200mというコースはありません。芝1200mのレースがここ1年間で最も多く行われたのが小倉で72レース、次いで福島の69レースです。最も少ないのが新潟の15レースで次いで札幌の24レースとなります。ローカルで多く使用されるコースと言えます。中山は38レース行われています。集計期間は該当馬の2008年2月28日以降ですが、競馬場別の開催の割合はそのような感じです。

全体的に平たんコースでの成績の方がよさそうです。中山で負けた馬でも中京ではは巻き返せるという事になります。ちなみに逆のデータの取り方をしても同じ結果になります。中山の芝1200mを1~3着してる馬を対象にしてそれらの全成績を見ると中京での成績が極端に劣るのです。中京と中山も1200mはまったく成績が関連しないようです。同じ急こう配の坂があるコースなのですが面白い結果となりました。おそらくゴールのすぐ手前に坂がある中山と、ゴールから200m以上手前に坂がある中京とも違いという事だと思われます。

他の中京巧者の傾向としては「阪神の1400mでも対応できる」、「函館、福島、小倉ので成績を上げている」といったところでしょうか。この辺のデータを踏まえて高松宮記念の出走馬を見てみます。

ロードカナロア
・京都1200m 3-1-0-0
・小倉1200m 2-0-0-0
・中山1200m 1-0-0-0
・阪神1400m 1-0-0-0

昨年3着で、その後中山のスプリンターSを勝っていますから圧倒的な人気になると思いますが、過去の実績は京都と小倉といった平坦なコースにありました。基本的に中京に向く馬ということになります。前走阪神芝1400mを勝ってますからさらに裏付けされた感じもします。中山と中京は相反するはずなのですが、それでもスプリンターSをレコード勝ちしてるのですから本当に強い馬でここでは敵なしといった感じです。

データに合いそうな傾向の馬にドリームバレンチノがいます。中山芝1200mでは2戦して未勝利ですが京都の1200mでは1-1-1-2で、他に函館、福島、新潟ではきっちり1勝ずつしており、小倉芝1200mでの成績も優秀です。中京で走るパターンの馬です。

そして逆に不安なのがサクラゴスペルです。オーシャンSを勝って中山芝1200mを連勝し勢いがありますが、他場での実績が乏しくこれだけのデータでは中京では向かないことになります。勢いがある馬だけに人気にもなりそうですが、思い切って消してみたい1頭です。BC-indexがどう出るかは気になりますが中京のBC-indexは暫定版なので、その辺は柔軟に予想してみたいと思います。

 



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