今年の2歳馬はネオユニヴァース産駒が多い

ネオユニヴァース産駒の新馬成績をチェックする。

今年の2歳馬は圧倒的にネオユニヴァース産駒が多いのです。TARGETで血統登録数を調べてみると191頭います。2位のアグネスタキオン産駒が147頭、3位がシンボリクリスエス産駒の146頭ですから随分とぬけています。ちなみにディープインパクト産駒が117頭、ダイワメジャー産駒が128頭で、キングカメハメハ産駒は109頭しかいません。

血統登録馬ですから、すべてがJRAに登録されてデビューできるわけではなく、地方レースで終わる馬もいれば、デビューすらできない馬もいます。ネオユニヴァース産駒の初年度時は血統登録数が161頭でデビューできた馬は137頭でした。初年度産駒ではあおロジユニヴァースがいます。今年の2歳馬は2010年生まれですから、種付けは2009年に行われています。2009年のダービー馬がロジユニヴァースでした。弥生賞まで無敗で4連勝していましたからその辺がこの年の種付け頭数に影響したのかもしれません。ちなみに現1歳馬の血統登録数は143頭です。

とにかく今年2歳のネオユニヴァース産駒が圧倒的に多いという事が判ったので早めに対策を打っておかなければなりません。既にこれまでに6頭も出走し【2.0.1.3】と連対率33.3%、複勝率は5割と数字を叩きだしています。圧倒的人気だったロジユニヴァースの全弟トーセンパワフルの勝利はある意味当たり前のこととして、今後続々とデビューしてくる産駒たちをこれまでの傾向と比較して馬券につなげていかなければなりません。

全体的な傾向

1)ややダート傾向にある。

着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
173- 163- 134-1721/2191 7.9% 15.3% 21.5% 62 57
ダート 172- 154- 140-1314/1780 9.7% 18.3% 26.2% 84 90

以前ここでも書きましたが、ダートでの成績がぐんと伸びた時期がありました。ただ傾向としては準オープンまででオープンでの勝ちがありません。逆にいえばクラス上位で通用するのは芝馬の方だと言えます。ただあのヴィクトワールピサはドバイワールドC(今回の集計には含まれていません)を勝っています。チョット悩ましい点です。

2)距離は長い方がいい。

距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
~1500m 61- 61- 49- 879/1050 5.8% 11.6% 16.3% 62 65
1600m~ 284- 256- 225-2156/2921 9.7% 18.5% 26.2% 75 74

明らかに1600m以上で分があります。データ数は少ないのですが芝・ダートともに2400mで成績が良く【13.7.3.54】勝率は16.9%あります。

3)母系をチェックしてみます

芝での成績は

チェック母父馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
ノーザンテースト系 19- 21- 15- 89/144 13.2% 27.8% 38.2% 81 93
Danzig系 14- 6- 5- 96/121 11.6% 16.5% 20.7% 83 54
Mr. Prospector系 30- 15- 24-292/361 8.3% 12.5% 19.1% 63 51
Bold Ruler系 12- 24- 16- 96/148 8.1% 24.3% 35.1% 49 91
Grey Sovereign系 12- 21- 11-176/220 5.5% 15.0% 20.0% 30 47
Roberto系 8- 7- 10-155/180 4.4% 8.3% 13.9% 49 42

※ここでのMr. Prospector系とはKingmambo系とSeeking the Gold系を除いたものです。

ノーザンテースト系が平均の芝成績より勝率で約2倍近くあります。それとは逆に酷いのがRoberto系です。母父がブライアンズタイム、リアルシヤダイ、ナリタブライアン等は割引の対象になります。ダートでの母系は

チェック母父馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
Vice Regent系 19- 9- 9- 82/119 16.0% 23.5% 31.1% 167 79
Bold Ruler系 14- 21- 8- 54/ 97 14.4% 36.1% 44.3% 78 129
Mr. Prospector系 48- 40- 36-261/385 12.5% 22.9% 32.2% 95 82
Roberto系 11- 8- 6- 78/103 10.7% 18.4% 24.3% 164 113
Grey Sovereign系 18- 14- 21-145/198 9.1% 16.2% 26.8% 42 73

こちらはけっこうはっきりと傾向が出ています。ダートでは母系Vice Regent系が勝率&単回値で最も高いので絶好の狙いとなります。Mr. Prospector系やRoberto系は芝での成績よりも数値が上回っています。

新馬戦での産駒成績

クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
新馬 42- 32- 37- 298/ 409 10.3% 18.1% 27.1% 58 77
35- 27- 30- 251/ 343 10.2% 18.1% 26.8% 57 68
ダート 7- 5- 7- 47/ 66 10.6% 18.2% 28.8% 67 125

この産駒は圧倒的にデビューは芝のレースを使う傾向にあります。芝とダートでは母数が大きく違うので一概には比較できなことを考えれば上記のダート条件を踏まえてダート戦を狙うのは妙味かもしれません。

生産者をチェックする

生産者 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
社台ファーム 12-10- 7-26/55 21.8% 40.0% 52.7% 102 113
ノーザンファーム 12- 3- 6-20/41 29.3% 36.6% 51.2% 107 83
追分ファーム 2- 0- 1- 3/ 6 33.3% 33.3% 50.0% 106 83
千代田牧場 1- 2- 2- 5/10 10.0% 30.0% 50.0% 161 119
社台コーポレーション白老ファーム 1- 1- 2- 9/13 7.7% 15.4% 30.8% 55 99
オリエント牧場 1- 1- 1- 2/ 5 20.0% 40.0% 60.0% 88 104
駿河牧場 0- 0- 1- 6/ 7 0.0% 0.0% 14.3% 0 97

新馬ではよく見られる傾向ですが、当然社台グループの馬が好成績です。母数が多い中、上位成績ですから信頼できる数字です。「社台F」+「ノーザンF」の成績を合算すると【24.13.13.46】で勝率25.0%、複勝率52.1%です。回収値は単複ともに100以上になります。

ネオユニヴァース産駒新馬戦対策。

①社台ForノーザンFの生産馬を狙う。

②距離は1600m以上を勝負レースとする。

③芝、ダートで母系をチェックする。

こんな感じで、今年は毎週新馬戦に出走してくるであろうネオユニヴァース産駒に注目してみようかと思います。

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